庭じまいを冬にやるべき!冬が最適な5つの理由

ミホさん

庭じまいって、春とか秋にやるもんじゃないの?
冬にやるイメージ、全然なかったんだけど……。

Kさん

実はそれ、逆なんですよ。冬こそ庭じまいのベストシーズンって言われているんです。理由を聞いたら「なるほど!」ってなりますよ。

ミホさん

え、そうなの?なんで冬がいいの?

Kさん

業者が空いていて予約しやすい、草や虫が少ない、春前に完工できる…って、庭じまいに必要な条件がそろっているんです。詳しく見ていきましょう!

この記事を読むと分かること
  • 庭じまいに冬がおすすめな5つの具体的な理由
  • 春・夏・秋・冬の季節別メリット・デメリットの比較
  • 冬の庭工事で実施できる作業内容と注意点
  • 12月から春完工を目指すおすすめスケジュールの全体像
目次

庭じまいを冬におすすめする5つの理由

庭じまいを冬におすすめする5つの理由
  • 季節ごとの特徴を比較すると、冬の優位性がはっきりわかる
  • 閑散期だから業者の予約が取りやすく、対応も丁寧になりやすい
  • 植物の休眠期・雑草の少なさ・春前完工という条件がそろっている

「なんとなく庭仕事は暖かい季節にやるもの」というイメージ、ありますよね。

ぼくもずっとそう思っていましたし、最初に「冬がいい」と聞いたときは正直ピンと来なかったんですよね。でも実は、冬には冬ならではの強みがいくつもあるんです。ここでは、その理由を順番に見ていきたいと思います。

庭じまいの季節ごとのメリットとデメリット

庭じまいの季節ごとのメリットとデメリット

まず全体像を把握するために、春・夏・秋・冬それぞれの特徴を並べて比較してみましょう。こうして見ると、どの季節が庭じまいに向いているかがはっきりしてきます。

季節メリットデメリット総合評価
春(3〜5月)植栽に最適・施工しやすい気温繁忙期で予約が取れない・費用が高くなりがち
夏(6〜8月)雑草の状態確認がしやすい猛暑で作業効率低下・害虫が多い・熱中症リスクあり
秋(9〜11月)気候が良い・過ごしやすい繁忙期(特に10〜11月)で予約が取りにくい
冬(12〜2月)閑散期・休眠期・雑草少ない・春前完工できる寒冷地での施工制限あり・植栽には不向き

こうして並べると、冬の優位性が際立っていると思いませんか?

春と秋は「気候が良い=繁忙期」でもあるんですよね。業者が忙しいということは、予約が取れないということでもあります。夏はもう……作業される方が気の毒になるくらい大変な季節です。コスト面でも効率面でも、夏の庭じまいはあまりおすすめできません。というわけで、次からは冬のメリットを一つずつ詳しく見ていきます。

業者の閑散期で予約が取りやすい冬

業者の閑散期で予約が取りやすい冬

造園・外構業界の繁忙期は、3〜5月の春と9〜11月の秋です。特に春は新築外構やリフォーム需要が一気に集中するため、業者によっては見積もりから着工まで1〜3ヶ月待ちになることもあるんですよね。

たとえば「春に庭じまいを依頼したら、着工が5月末になってしまった」という話をよく聞きます。その間も草は生え続けるわけで……なんだか損した気分になりますよね。

冬に依頼することで得られるメリット

  • 問い合わせから着工まで2〜4週間程度で進むことが多い
  • 打ち合わせの時間を十分に取ってもらいやすい
  • 一部業者では5〜10%程度の割引や優遇サービスを実施していることも

「いつかやろう」と思いながら春になってしまい、混んでいて予約が取れない……というループを、冬のうちに動き出すことで断ち切れるんですよね。

閑散期の業者は対応が丁寧になりやすいというのも、地味に大きいと思っています。繁忙期は打ち合わせが駆け足になりがちですが、冬なら工事内容の相談に十分な時間を取ってもらえるケースが多いんですよね。費用面でも相談しやすい時期だと思っています。

植物の休眠期に伐採・抜根が効率的になる理由

植物の休眠期に伐採・抜根が効率的になる理由

冬のもう一つの大きなメリットは、植物が休眠期に入っているということです。落葉樹は11月〜3月頃にかけて休眠するため、この時期は樹液の流れが少なくなります。伐採や抜根をするときに樹液の流出が少ないと、切り口からの病害虫の侵入リスクが下がるんですよね。

また、葉が茂っているときは枝の広がりや本数が把握しにくいですが、冬は枝だけになるので全体像が一目でわかります。どの枝を切るか、どこまで撤去するかという判断がしやすくなるんです。

たとえば、夏に大きな木を抜根しようとすると、根が地中深くまでしっかり張っていて重機が必要になるケースも多いです。冬はその根が収縮気味になるため、同じ木でも作業がスムーズに進みやすいんです。落葉後は幹の腐朽や害虫の巣、配管との接触なども発見しやすくなるので、施工精度も上がります。

庭じまいの目的は既存の植物を撤去することが多いので、休眠期はほんとうに理にかなっているんですよね。

雑草や害虫が少ない冬の作業環境

雑草や害虫が少ない冬の作業環境

冬の作業環境が良い一番の理由は、雑草と害虫の少なさです。雑草は地温が10℃以上になると発芽・成長し始めますが、冬(特に12〜2月)は地温が低く、雑草の発生がほぼ止まるんですよね。

たとえば夏に庭じまいをすると、施工直後からぐんぐん雑草が生えてくるみたいなことが起きやすいです。防草シートや砂利を敷いた直後に草が生えてきたら、効果が出ているのかどうかもわかりにくいですよね。冬に施工しておけば、春になって初めて雑草の発生を確認できるので、対策の効果が一目でわかります。

夏の庭じまいがおすすめできない理由はここにもあります

  • 蚊やアブ、スズメバチなどの害虫が多く、作業員・施主ともに危険
  • 熱中症リスクがあり、業者の休憩が増えて工期が延びることも
  • 施工直後から雑草が生えてきて、効果の確認ができない

夏に外構工事に立ち会った経験がある方なら、あの暑さと虫の大変さはよくわかると思います。冬はその心配がないので、工程がシンプルに進みやすいんです。

春の雑草シーズン前に完工できる冬工事の強み

春の雑草シーズン前に完工できる冬工事の強み

冬工事の最大の強みは、春の雑草シーズン前に「手入れ不要の庭」を完成させられることだと思っています。防草シートや砂利を敷く場合、3月頃から始まる雑草シーズンの前に完工しておくのが理想です。

冬(12〜2月)に施工を終えれば、春が来たときにはもう「何もしなくていい庭」が出来上がっているわけです。4月に庭を見たとき、もう草取りをしなくていい……という状態になっているのは気持ちいいですよね。

逆に春〜夏に庭じまいを依頼すると、雑草がすでに繁茂した状態での施工になります。その分、除草作業が増えてコストアップにつながることもあるんですよね。

冬に完工しておけば、春のいちばん草が伸びやすい時期を、すでに手入れ不要な状態で迎えられるわけです。これって、庭じまいのタイミングとしてこれ以上ない巡り合わせだと思いませんか?

冬におすすめの庭じまいを成功させるポイント

冬におすすめの庭じまいを成功させるポイント
ミホさん

冬がいいのはわかったけど、実際にどう動き出せばいいんだろう…。

Kさん

まずは「作業内容の確認」と「見積もりを取ること」の2ステップです。
冬ならではの注意点もあるので、それも一緒に見ていきましょう。

  • 庭じまいに必要な主要作業のほとんどは冬でも問題なく進められる
  • 寒冷地ではコンクリートや凍上など押さえておくべき注意点がある
  • 12月から動き出すと、3月末の春完工が十分に狙える

冬の庭工事で実施できる主な作業内容

冬の庭工事で実施できる主な作業内容

「冬でも庭工事はできるの?」と不安に思う方もいると思います。結論から言うと、庭じまいに必要な主要作業のほとんどは冬でも問題なく実施できます。むしろ前述のとおり、冬のほうが向いている作業が多いくらいです。

以下に、主な作業内容と費用の目安、冬の適性をまとめました。

作業内容費用の目安冬の適性
伐採(高木1本)5,000〜50,000円程度◎(休眠期で最適)
抜根(1本)5,000〜30,000円程度○(根が収縮気味)
草刈り・除草10,000〜50,000円程度◎(雑草少なく効率的)
防草シート敷き1,000〜2,000円/㎡程度◎(春前施工で即効果)
砂利敷き3,000〜8,000円/㎡程度○(寒冷地は凍上注意)
コンクリート打ち8,000〜15,000円/㎡程度△(温暖地は○、寒冷地は△)
人工芝設置5,000〜15,000円/㎡程度○(低温施工可)
庭じまい全体(30〜50㎡程度)30〜150万円程度

費用はあくまで一般的な目安です。広さや樹木の本数、地域や業者によって大きく変わりますので、正確な金額は必ず複数の業者に見積もりを取って確認してください。

伐採や草刈り・除草などの撤去系の作業は冬に特に向いています。防草シート敷きも春前に施工しておけば即効果を実感できるので、冬の施工と相性がいいです。砂利敷きや人工芝の設置も、温暖な地域であれば冬でも問題なく進められます。

一方、冬に向いていない作業としては、新しい植物を植える作業があります。ただ、庭じまいの目的は既存の植物を撤去して手入れ不要の状態にすることなので、植栽が必要なケースは少ないと思います。一部をリガーデンしたい場合は、植栽のタイミングだけ業者と相談しながら進めるのがおすすめです。

庭じまいをいつやるか迷ったときの季節別比較

庭じまいをいつやるか迷ったときの季節別比較

「やっぱり春がいいんじゃないか」と迷う気持ち、よくわかります。ぼく自身も最初はそう思っていましたから。でも、庭じまいの目的が「植物を植えること」ではなく「手入れ不要な庭にすること」だと考えると、見え方が変わってくるんですよね。

各季節の特性をもう少し詳しく見てみましょう。

春(3〜5月)に依頼する場合

気候は良いですが、業界全体が繁忙期です。見積もりを依頼してから着工まで1〜3ヶ月かかることが多く、その間も庭の草は伸び続けます。費用も割高になりやすく、業者の打ち合わせも忙しさで雑になりがちです。「春に頼もう」と思っていたら業者がなかなか捕まらず、結局夏になってしまった……みたいなことも起きやすいです。

夏(6〜8月)に依頼する場合

雑草の状態は確認しやすいですが、作業員の方への負担が大きく、熱中症リスクもあります。害虫も多く、作業効率が落ちやすいです。施工後すぐに雑草が生えてくるという問題も起きやすく、個人的にはあまりおすすめしたくない時期です。コストの割に「やり切った感」が得られにくい季節とも言えます。

秋(9〜11月)に依頼する場合

気候が良く、作業しやすい環境です。ただ、10〜11月は造園業界の繁忙期とも重なります。春ほどではないにしても、予約が取りにくくなる時期です。「冬よりはいいんじゃ?」と思いがちですが、コスパで見ると冬に軍配が上がることが多いです。

冬(12〜2月)に依頼する場合

閑散期なので予約が取りやすく、業者の対応も丁寧になりやすいです。植物の休眠期・雑草の少なさ・春前完工と、庭じまいに必要な条件がそろっている時期です。費用交渉もしやすく、相見積もりも取りやすいというメリットもあります。というわけで、庭じまいを目的とした工事であれば、冬が一番コスパよく進められると思っています。

寒冷地での冬工事における注意点

寒冷地での冬工事における注意点

冬の庭じまいには多くのメリットがある一方で、正直に伝えておきたい注意点もあります。特に寒冷地にお住まいの方は、いくつか知っておいてほしいことがあるんですよね。メリットだけ並べて終わるのは誠実じゃないと思うので、きちんとお伝えします。

寒冷地で冬工事をするときに押さえておきたい注意点

  • 気温が4℃以下になるとコンクリートが正常に硬化しない「寒中コンクリート」の問題が生じる
  • 北海道・東北・北陸・甲信越などの積雪地域では冬のコンクリート工事に制限がかかる場合がある
  • 施工後の砂利や防草シートが凍結・霜で浮き上がる「凍上(とうじょう)」という現象が起きることがある
  • 冬は日照時間が短いため、大規模な工事では工期が少し延びる可能性がある

これらの注意点は業者と事前によく相談すれば対応できるものが多いです。関東・関西・九州など温暖な地域では、冬のコンクリート工事は基本的に問題ないことが多いので、まず地元の業者に確認してみてください。

凍上は主に寒冷地の粘土質土壌で発生しやすいですが、砂や砂利を適切に使った下地処理で対応できる場合も多いです。デメリットを踏まえても、冬のメリットは十分に大きいと思っています。

冬に見積もりを取るとお得になる理由

冬に見積もりを取るとお得になる理由

ぼくが冬の庭じまいをおすすめするもう一つの理由が、見積もりの取りやすさです。閑散期の業者は対応が丁寧で、見積もりの回答も早い傾向があります。繁忙期だと「現地確認に来られるのは2週間後」みたいなことも普通に起きるんですよね。冬はそれがほぼありません。問い合わせから数日以内に対応してもらえることも多いです。

複数業者への相見積もりもしやすくなります。2〜3社から見積もりを取って比較するのが、費用を適正に保つうえでとても大切です。また、業者側も受注したい気持ちが強い時期なので、価格交渉の余地が生まれることもあります。一部の業者では閑散期に5〜10%程度の割引や優遇サービスを実施している場合もありますが、あくまで期待値として捉えてください。

ほとんどの外構・造園業者は現地見積もりを無料で実施しています。「まだ依頼するか決めていない」という段階でも、まず気軽に問い合わせてみるのがおすすめです。見積もりを取ることは「すぐに工事をする」という約束ではないので、情報収集のつもりで動いてみるといいと思います。

12月から春完工を目指すおすすめスケジュール

12月から春完工を目指すおすすめスケジュール

「じゃあ実際にどう動けばいいの?」という方のために、冬から春完工を目指す具体的なスケジュールをまとめました。あくまで目安ですが、全体の流れをイメージするのに役立ててもらえればと思います。

時期やることポイント
12月整理と家族での話し合い撤去・残す植物を書き出し、実家の場合は合意形成をしっかりやっておく
12〜1月見積もり依頼と業者選び2〜3社に相見積もりを取り、金額・担当者の対応・説明のわかりやすさを比較
1〜2月契約・着工(撤去系作業)伐採・抜根・除草は休眠期のこの時期が最適。大きな庭木はここで撤去
2〜3月仕上げ施工防草シート・砂利・コンクリート・人工芝など。寒冷地はコンクリートを3月以降にずらす相談を
3月末完工・春の雑草シーズン前に完成春が来たときには「何もしなくていい庭」が完成している状態に

4月以降、庭を見るたびに「何もしなくていい」という状態になっているのは、想像以上に気持ちいいものです。毎年繰り返してきた草取りや剪定から、ようやく解放される瞬間ですよね。このスケジュールはあくまで目安なので、業者の状況や工事内容によって変わります。余裕を持って動き出すのがおすすめです。

庭じまいは冬がおすすめという結論とまとめ

庭じまいは冬がおすすめという結論とまとめ

最後に、この記事でお伝えしたことを簡単にまとめます。

ぼくも親の実家の庭をどうにかしたいと思いながら、何年もずるずるしてしまいました。毎年春になると「今年こそ」と思い、でも繁忙期で業者が捕まらなくて……というループを繰り返していたんですよね。でも実際に冬に動き出してみたら、見積もりもサクッと取れて、思っていたよりずっとスムーズに進みました。

「今年こそ庭を楽にしたい」と思っているなら、冬のうちに一歩踏み出してみてほしいです。まず見積もりを取ってみるだけでも、頭の中が整理されてきますよ。

  • 冬は造園業界の閑散期で、予約が取りやすく業者の対応が丁寧になりやすい
  • 植物の休眠期にあたるため、伐採・抜根が効率的に進む
  • 雑草・害虫が少なく、施主にとっても作業員にとっても環境がいい
  • 春の雑草シーズン前に完工できるというタイミング的な優位性がある
  • 寒冷地では施工制限が出る場合もあるため、事前に業者への確認が大切

費用の詳細や業者の選び方については、別の記事で詳しくまとめています。ぜひ参考にしてみてください。

なお、この記事でご紹介した費用や作業内容はあくまで一般的な目安です。最終的な判断は、必ず専門の業者にご相談のうえ、正確な情報を確認してください。

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