実家に帰るたびに庭が荒れ放題で…
どこから手をつければいいか全然わからないんですよね。
わかります。雑草だけじゃなくて庭木も大きくなっちゃってるし、費用もどのくらいかかるのか見当もつかなくて。
業者に頼もうにも、どんな業者に何を頼めばいいのかも全然わからないし……。
放置しておいたら何か問題になるのかな、って不安もあるんですよね。
- 実家の庭を放置することで発生するリスクと緊急度の判断基準
- 庭片付けの具体的な手順と作業ごとの費用の目安
- 自分でできる作業と業者に依頼すべき作業の見極め方
- 片付け後に再び荒れないための管理方法と庭じまいの選択肢
帰省するたびに気になっていた、実家の庭の荒れ放題な状態……。
雑草が生い茂り、庭木が大きくなりすぎて手がつけられない。そんな状況に「なんとかしないといけないな」と感じているかたは、多いと思うんです。
ぼくも実家の庭がジャングル状態になっているのを目の当たりにして、どこから手をつければいいか途方に暮れた経験があります。実家の庭片付けには、雑草対策や庭木の伐採・剪定だけでなく、廃棄物の撤去や不用品回収、残土処分といった作業が複合的にからんでくるんですよね。
しかも空き家になっている実家の場合、放置した庭が近隣トラブルに発展したり、行政から指導が入ったりするリスクまであります。
この記事では、実家の庭をどうするか悩んでいるかたに向けて、荒れ放題の庭を片付けるための具体的な手順や費用の目安、造園業者や不用品回収業者の選び方まで、できるだけわかりやすくまとめました。自分でできる作業と業者に任せるべき作業の見極め方や、片付け後に庭の雑草を再発させない管理対策、さらには根本的な解決策である庭じまいという選択肢についても触れています。ぜひ最後まで読んでみてください。
実家の庭片付けを始める前に知るべきリスク


- 放置するとどんなリスクが起きるのかを把握して、緊急度の高さを判断できる
- 近隣トラブルや法的問題、害虫・倒木リスクの具体的な内容がわかる
- 片付けを始める前に確認すべき親の意思と残置物の仕分け方がわかる
実家の庭を片付けようと思ったとき、まず知っておきたいのは「放置するとどんな問題が起きるのか」という点です。リスクをしっかり理解しておくと、どのくらいの緊急度で動くべきかが見えてきます。
実家の庭が荒れ放題になる主な原因


実家の庭が荒れていくのには、だいたい共通した理由があるんです。
一番多いのは、親が高齢になって体力的に庭の管理ができなくなるパターンです。たとえば、毎年欠かさず草取りをしていた親が足腰を痛めて、気づいたら数年間手つかずになっていた……みたいなことは珍しくありません。
そのほかにも、親が施設に入居したり入院したりして実家が空き家になるケースもありますよね。総務省の住宅・土地統計調査(2023年)によると、全国の空き家数は約900万戸と過去最多を更新し、空き家率は13.8%に達しています。(出典:総務省統計局「令和5年住宅・土地統計調査」)
少子化・高齢化・地方からの人口流出が重なり、相続した実家を放置するケースが急増しているんですよね。遠方に住んでいる子世代からすると、帰省するたびに少しずつ悪化していく庭の状態に気づきつつも、なかなか手が回らないというのが正直なところだと思います。
ただ、放置した庭は時間が経つほど片付けにかかる手間と費用が膨らんでいくんです。雑草は数ヶ月で繁茂し、低木は数年で高木に育ちます。目安として、放置から2〜3年で雑草や低木がかなり広がり、5年以上経過すると高木が近隣に越境するケースが増えていくとされています。早めに動くほど、結果的にラクになることが多いと思っています。
放置した庭が招く近隣トラブルと法的問題


荒れ放題の庭が引き起こすリスクの中でも、特に注意したいのが近隣トラブルと法的な問題です。
庭木の枝が隣地に越境する問題は、実は法律でも整備が進んでいる分野なんです。2023年4月に改正された民法233条により、一定の要件(催告しても所有者が応じない場合など)を満たせば、隣人が越境した枝を自ら切除できるようになりました。つまり、実家の庭木が隣地に伸びている場合、隣人から切除を求められる法的根拠がより明確になったということです。
空き家の庭の放置は、思わぬ法的・金銭的リスクにつながる可能性があります。
- 空き家対策特別措置法に基づいて行政から指導・勧告が入る可能性がある
- 管理不全空き家・特定空き家に認定されると住宅用地特例が解除される恐れがある
- 特例が解除されると土地の固定資産税が最大6倍になるリスクがある
2023年の法改正では、特定空き家になる前の段階でも指導・勧告が可能な「管理不全空き家」という新しい区分も追加されました。これはかなり大きな金銭的インパクトなので、「見た目の問題だけだから」と軽く考えないほうがいいと思います。
実家の庭の雑草が生む害虫・倒木の危険性


法的なリスクだけじゃなく、安全面でも放置した庭は問題が起きやすいんです。
雑草が生い茂ると、蚊やムカデ、ナメクジ、場合によってはスズメバチなどの害虫が住み着きやすくなります。たとえば、草むらに積み重なった鉢植えや廃材の下は、害虫の格好の住処になるんですよね。近隣に住んでいるかたへの影響も出るので、これも立派な近隣トラブルの原因になりえます。
また、雑草が繁茂すると不審者が身を隠しやすい環境にもなるため、防犯面でのリスクも高まります。空き家は一般的に不法投棄のターゲットになりやすいので、庭が荒れていると余計にそのリスクが高まるんですよね。
さらに、長年放置された庭木は根が弱って倒木しやすくなるリスクもあります。台風や強風のタイミングで倒木し、隣家や道路に被害を与えるケースも実際に起きています。ぼくが知り合いから聞いた話では、台風の翌朝に隣家のフェンスに倒木が倒れかかっていて、慌てて業者を呼んだというケースもありました。そういう事態になってからでは、費用も精神的な負担もずっと大きくなってしまいます。
今すぐ動くべき状態かどうかの判断基準


「うちの実家の庭、どのくらい急いで対処しないといけないんだろう?」と迷うかたも多いと思います。緊急度の高さは、庭の状態によってかなり変わってくるんですよね。
以下のような状態に当てはまる項目が多いほど、優先的に動いたほうがいいと思います。
| 状態 | 緊急度 |
|---|---|
| 庭木の枝が隣地や道路にはみ出している | 高 |
| 背の高い木(3m超)が複数あり、台風シーズンが近い | 高 |
| 近隣から苦情が来た、または来そうな状況にある | 高 |
| 行政から注意・指導の連絡が届いた | 高 |
| 実家を売却・賃貸・解体する予定がある | 高〜中 |
| 空き家状態になってから2年以上が経過している | 中〜高 |
| 雑草は生えているが越境・倒木リスクはない | 中 |
| 帰省時に気になる程度で実害はない | 低〜中 |
上の表で緊急度が高い状態にある場合は、できるだけ早く動くことをおすすめします。逆に、雑草は生えているけど越境や倒木リスクがない状態なら、少し時間をかけて計画を立てる余裕はあるかもしれません。
ただ、放置する時間が長くなるほど片付けにかかる費用と手間は増えるので、余裕があるうちに少しずつ動いておくのがいいと思っています。
片付け前に確認する親の意思と残置物の仕分け


実家の庭片付けで見落としがちなのが、親の意思確認です。
ぼくも最初、親に相談せずに「あの木は邪魔だから切ってしまおう」と考えていたんですが、後から「あれは思い出のある木なんだ」と言われて、ちょっとバツが悪かった経験があります……。実家の庭には、親にとって思い入れのある植木や、亡くなった祖父母が育てた木が含まれていることも多いんですよね。
親が存命の場合は、必ず事前にどの植木を残したいか、鉢植えや農具はどうしたいかを確認しておくことが大切です。親が意思疎通の難しい状態にある場合は、家族間でしっかり話し合ってから作業に入るのがいいと思います。
残置物の仕分けで押さえておきたいポイント
- 捨てるもの・売れるもの・保管するものに分けておく
- 農具やバーベキューセット、灯籠、石臼などは買取り可能な場合もある
- 仕分けの段階で写真を撮っておくと業者への依頼や家族間の確認に役立つ
リスクはわかりました。じゃあ実際にどうやって片付けを進めればいいんでしょう?
費用の目安や、業者の選び方も知りたいですよね。
実家の庭片付けの手順・費用・業者選びガイド


- 庭を3ゾーンに分けて現状を整理する具体的な方法がわかる
- 作業別の費用相場と、業者選びで失敗しないチェックポイントがわかる
- 片付け後に再び荒れないための管理方法と庭じまいの考え方がわかる
リスクを把握したら、次は具体的に「どうやって片付けるか」を考えていきましょう。庭の現状把握から始まり、自分でできる作業と業者に任せる作業の分け方、費用の目安、業者の選び方、そして片付け後の管理方法まで順番に解説していきます。
実家の庭をどうするか3ゾーンで現状を把握する


庭を片付けようとしたとき、最初につまずくのが「何から手をつければいいかわからない」という状態だと思うんですよね。
ぼくもそうでした。最初に実家の庭を見たとき、あまりの状態に頭が真っ白になって、とりあえず草をむしり始めたはいいものの、どこをどうすればいいかわからなくて途中で力尽きた……という経験があります。
そのときに役立つのが、庭を3つのゾーンに分けて考えるという方法です。ゾーンごとに作業内容と優先順位が変わるので、全体像が整理しやすくなりますよ。
ゾーン①:雑草エリア
地面に広がる雑草や低木が中心のエリアです。草刈りや除草剤散布、防草シート敷きといった作業が主になります。比較的DIYでも対応しやすい部分ですが、広さが30㎡を超えると体力的にかなりきつくなるので、業者への依頼も視野に入れるといいと思います。
ゾーン②:樹木・植木エリア
剪定や伐採が必要な庭木があるエリアです。木の高さや太さによって、自分でできるかどうかが大きく変わります。高さ3mを超える木や幹の太い木は、専門業者に依頼するのが安全です。また、伐採した後の根(伐根)の処理も必要になる場合があるので、見落とさないようにしておきたいですね。
ゾーン③:廃棄物・残置物エリア
農具や鉢植え、縁台、物置など、処分・撤去が必要なものが置かれているエリアです。廃棄物の種類によって処分方法が異なるため、事前に分類しておくことが大切です。コンクリートブロックや金属製品、農薬が残っているプラスチック容器などは、通常のゴミとして捨てることができない場合もあります。
現状把握のときにやっておきたいこと
- 庭全体を写真・動画で記録してから3ゾーンに分けてメモする
- 隣地への越境がないか確認する
- ブロック塀の破損や地面の沈下がないかも確認する
自分でできる作業と業者に任せる作業の見極め方


庭片付けの悩みで多いのが「自分でやるか業者に頼むか」という判断ですよね。結論から言うと、規模・体力・時間・費用のバランスで考えるのがいいと思っています。
たとえば、雑草が少量で低木が1〜2本程度、廃棄物もほとんどないなら、体力に自信があればDIYで十分対応できます。一方、遠方から帰省して限られた日数で対応しなければならない場合は、無理にDIYしようとせず、業者に一括でお願いするほうが結果的に効率的なことも多いです。
| 作業の種類 | DIY可否 | 目安・補足 |
|---|---|---|
| 雑草の草むしり・草刈り | ◯ 可 | 広さ20〜30㎡程度まで |
| 除草剤の散布 | ◯ 可 | 製品の説明書に従って安全に使用する |
| 低木の伐採 | △ 条件次第 | 幹の直径5cm以下・高さ2m以下が目安 |
| 防草シート・砂利の敷設 | ◯ 可(小面積) | 小面積なら比較的簡単 |
| 高木の剪定・伐採(3m超) | ✕ 不可 | 転落事故のリスクあり。専門業者へ |
| 伐根(根の撤去) | ✕ 不可 | 重機が必要なケースが多い |
| 大量の廃棄物・残置物の搬出 | ✕ 不可 | 許可業者への依頼が必要 |
| 物置の解体・撤去 | ✕ 不可 | アスベスト含有の可能性があるものは特に注意 |
高木の伐採は転落事故のリスクがあるので、絶対にDIYでやらないほうがいいと思います。また、古い物置の外壁にアスベスト含有建材が使われている可能性がある場合、自己解体は法的にも健康面でも問題があるので、必ず専門業者に依頼してください。
費用を節約しようとしてやりがちですが、以下の作業は絶対に自分でやらないでください。
- 高所作業(3m超の高木の剪定・伐採)→ 転落事故のリスクがあります
- アスベスト含有建材(古い物置の外壁など)の自己解体 → 法的問題・健康被害につながります
- 土の不法投棄 → 廃棄物処理法違反になります
雑草対策DIYの具体的なポイント
自分で雑草対策をする場合、除草剤の選び方がポイントです。除草剤には大きく分けて、地上部のみを枯らす接触型と、根まで枯らす浸透型の2種類があります。広範囲の雑草にはグリホサート系の除草剤が効果的とされています。ただし、使用方法や安全性については、必ず製品の説明書を確認し、ご自身の判断で安全に取り扱ってください。
防草シートは不織布タイプで厚み0.3mm以上のものを選ぶと耐久性が高いです。安価な織布タイプは2〜3年で劣化するので、長く使うなら少し投資したほうがいいと思います。砂利は粒径3〜5cmのものが防草効果と見た目のバランスがいいとされていて、防草シートを先に敷いてから砂利を重ねる施工が雑草の再発防止に効果的です。
草刈り・伐採・廃棄物処分の費用相場一覧


実家の庭片付けを業者に依頼するとき、気になるのがやっぱり費用ですよね。
ぼくが最初に業者に見積もりを取ったとき、思っていたより費用が高くて驚いた記憶があります。でも複数社で比較したら、同じ作業でもかなり差があることがわかって、結果的に納得できる業者を選べました。
あくまでも一般的な目安ですが、作業別の費用感をまとめておきます。実際の費用は地域や業者、庭の状態によって大きく変わるので、必ず複数の業者に見積もりを取るようにしてください。
| 作業の種類 | 費用の目安 |
|---|---|
| 草刈り(業者) | 1㎡あたり200〜500円(最低費用1〜3万円程度) |
| 除草剤散布(業者) | 1㎡あたり100〜300円 |
| 防草シート+砂利敷き(業者施工) | 1㎡あたり3,000〜8,000円 |
| 剪定(低木・1本) | 3,000〜5,000円 |
| 剪定(中木・1本) | 5,000〜15,000円 |
| 伐採(高木3m超・1本) | 15,000〜50,000円以上 |
| 伐根(根っこの撤去・1本) | 5,000〜30,000円 |
| 不用品回収(軽トラ1台分) | 20,000〜50,000円 |
| 物置解体・撤去(3畳未満) | 30,000〜80,000円 |
| 残土処分 | 1㎡あたり3,000〜8,000円 |
庭全体を一括で片付ける場合の目安としては、30㎡程度の一般的な庭で10万〜25万円程度が多いようです。高木があったり廃棄物が大量にあったりする場合は、50㎡超だと30万〜70万円以上になるケースもあります。
伐根(根っこの撤去)は伐採費用の1〜2倍が目安とされていて、意外と費用がかかることが多いです。根を残したままにすることも可能ですが、その場合は将来的にひこばえ(新しい芽)が出てくることがあるので、根本的に解決したいなら伐根まで一緒にお願いするのがおすすめです。
また、庭から出る廃棄物は一般廃棄物として、市区町村の許可を受けた業者に依頼することが法律で定められています。無許可業者に依頼すると、依頼した側も罰則の対象になる可能性があるので注意が必要です(廃棄物処理法第25条:5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金)。
優良業者を選ぶための見積もり比較ポイント


業者選びは、実家の庭片付けで一番慎重になりたいところです。極端に安い見積もりを出す業者には注意が必要で、処分費を後から追加請求するケースや、廃棄物を不法投棄する悪質業者も存在するので、費用だけで選ぶのは危険です。
依頼から完了までの流れは、だいたいこんな感じです。
- STEP1:庭の現状を写真・動画で記録する
- STEP2:作業内容(草刈り・伐採・廃棄物処分など)を整理してメモする
- STEP3:2〜3社以上に見積もりを依頼する(一括見積もりサービスも活用可)
- STEP4:見積もり内容を比較・確認する
- STEP5:業者を決定し、作業日程を調整する
- STEP6:施工後の状態を確認し、追加作業の有無を確認して完了
依頼する業者の種類についても、作業内容によって向き不向きがあります。庭木の伐採や剪定がメインなら造園業者、廃棄物や不用品の回収がメインなら不用品回収業者、実家全体の片付けを含むなら遺品整理業者という使い分けが一般的です。
複数業者を調整するのが面倒な場合は、庭片付けを一括で請け負ってくれる業者(遺品整理業者や総合リフォーム系の業者など)に頼むのも選択肢のひとつですよ。
| 確認項目 | チェックのポイント |
|---|---|
| 廃棄物処理の許可 | 市区町村の一般廃棄物処理業許可を取得しているか |
| 見積もりの明細 | 作業内容・処分費・追加費用の条件が明記されているか |
| 資格・実績 | 造園施工管理技士などの資格を持つスタッフがいるか |
| 口コミ・評判 | Googleマップや一括見積もりサービスでの評価を確認 |
| 見積もり後のキャンセル | 見積もりだけでキャンセル可能かどうか |
見積もりを依頼しても断れるかどうか不安に思うかたも多いと思いますが、見積もり自体は無料・無義務のところがほとんどです。納得できなければ断って大丈夫なので、遠慮せずに複数社に依頼してみてください。
片付け後に庭の雑草を再発させない管理対策


庭を片付けた後に「また半年で雑草だらけになってしまった……」という経験をしているかたも多いんですよね。特に遠方に住んでいる場合、定期的に管理しに来ることが難しいので、片付けのタイミングで再荒れ防止策をセットで実施するのがおすすめです。
| 対策 | 特徴 | 向いている状況 |
|---|---|---|
| 防草シート+砂利敷き | 雑草を物理的に遮断。比較的低コストで施工可能 | 広めの地面をカバーしたいとき |
| コンクリート舗装 | 最もメンテナンスが少ない。見た目もスッキリする | 管理が完全にできない空き家の庭 |
| 地元業者との年間管理契約 | 定期的な草刈り・剪定を委託できる | 植木を残したい・庭の雰囲気を保ちたいとき |
| 植木の本数を減らす | 管理の手間の元を減らす根本的な対策 | 剪定コストを抑えたいとき |
年間管理契約は、遠方に住んでいる子世代にとって特に便利な選択肢です。たとえば、年2〜4回の草刈りと剪定をセットで契約しておくと、帰省のたびに庭の状態に頭を悩ませることが減ります。費用は地域や庭の広さによりますが、年間5万〜15万円程度が目安のことが多いようです。
毎年のことを考えると、「一度コンクリートで舗装してしまうほうが長い目で見てコスパがいい」というケースも出てきます。コンクリート舗装の施工費用は1㎡あたり5,000〜15,000円程度が目安で、初期費用はかかりますが、その後のメンテナンス費用がほぼゼロになるのが魅力です。
ただ、管理の手間や費用を根本的になくしたいなら、次で紹介する庭じまいという選択肢も視野に入れてみるといいかもしれません。
根本解決を目指す庭じまいという選択肢


実家の庭片付けを繰り返していると、「また来年も同じことをしないといけないのか……」と感じることがあると思います。そういうときに考えてみてほしいのが、庭じまいという選択肢です。
庭じまいとは、庭木を撤去して植栽をなくし、地面をコンクリートや砂利で覆うなど、今後の管理が最小限で済む状態に整えることをいいます。一度しっかり整えてしまえば、草刈りや剪定の手間がほぼなくなるので、長期的にみるとコストパフォーマンスが良い場合もあります。
こんな状況なら、庭じまいが向いているかもしれません。
- 実家が空き家になっており、今後も誰も住む予定がない
- 遠方に住んでいて定期的な管理ができない
- 毎年の草刈りや剪定の費用が負担になっている
- 将来的に売却や解体を考えている
逆に言えば、まだ親が庭を楽しんで生活しているとか、季節の花を育てることが生きがいになっているとか、そういう状況では庭じまいではなくローメンテナンスな庭への改良が向いているかもしれません。庭じまいの詳しい内容や費用、業者の選び方については、別の記事でくわしく解説しているので、気になるかたはそちらもぜひ読んでみてください。
ここまで自分でやる方法を紹介してきましたが、正直なところ 「思ったより大変だな」と感じた方もいるかもしれません。 もしプロに任せることも選択肢に入るなら、まずは無料の見積もりで 費用感だけ確認してみるのも一つの手です。
庭じまいの業者選びについて詳しくまとめた記事はこちらです。


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実家の庭片付けを成功させるための総まとめ


というわけで、ここまでの内容をざっと整理しておきますね。
- 放置した庭は近隣トラブル・法的リスク・害虫・倒木の危険性につながる
- 越境・倒木リスクがある場合は優先度を上げて対応する
- 作業を始める前に親の意思確認と残置物の仕分けをしておく
- 高木の伐採やアスベスト含有建材の解体は必ず業者に依頼する
- 業者は最低でも2〜3社から見積もりを取って比較し、廃棄物処理許可を確認する
- 片付け後は防草シートや砂利敷きなどの再荒れ防止策をセットで行う
- 管理の手間をなくしたい場合は庭じまいも選択肢のひとつ
実家の庭片付けは、正直なところ「やることが多すぎて気が重い」と感じる作業だと思います。でも、ひとつずつ分解して考えると、意外と整理できるんですよね。
まず現状を写真に撮って、3ゾーンに分けてメモする。それだけでも業者への相談がスムーズになります。費用面や法律面については、必ず専門家や各業者に相談して、正確な情報をもとに判断するようにしてください。
ぼくもまだまだ試行錯誤中ですが、一緒に少しずつ前に進んでいきましょう。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。














