庭じまいって、30万円とか50万円とかかかるって聞いて…
正直、本当に元が取れるのか不安なんですよね。
わかります!でも、維持費と比べてみると、意外と早く回収できるって知ってました?
維持費との比較…
そんな視点で考えたことなかったです。
庭の大きさによっては、3年も経たずに元が取れる計算になることもあるんですよ。数字で見ていくと、けっこうびっくりしますよ!
- 庭じまいの費用と年間維持費を正しく比較する方法
- 庭の規模別に何年で元が取れるかのシミュレーション結果
- 金銭以外でも得られる節約・リスク回避の効果
- 回収期間を短くするための実践的な方法
庭じまいの費用は元が取れる?維持費と比較する


- 庭の維持費は年間7〜40万円になることも——積み重ねると想像以上の負担
- 規模別のシミュレーションで「何年で回収できるか」がはっきりわかる
- お金以外のメリット(不動産価値・安全・精神的ゆとり)も見逃せない
庭じまいが「お得かどうか」を判断するには、一時的な出費だけを見ていてはダメなんです。
毎年かかっている維持費と合わせて考えると、全然違う景色が見えてきます。まずはその「比較の土台」となる維持費の実態から確認していきましょう。
庭じまいのコスパを左右する維持費の実態


庭って、持っているだけでお金がかかるんですよね。剪定や草刈り、害虫駆除、肥料などの資材費、水道代……。一つひとつは小さく見えても、年間で積み上げると結構な金額になります。
植木屋さんに外注した場合の年間維持費の目安は、だいたい次のような感じです。
| 管理内容 | 頻度 | 年間費用の目安 |
|---|---|---|
| 剪定(植木屋への依頼) | 年1〜2回 | 3〜15万円 |
| 草刈り・除草 | 年2〜4回 | 2〜8万円 |
| 害虫駆除 | 年1〜2回 | 1〜3万円 |
| 肥料・薬剤などの資材費 | 年間 | 0.5〜2万円 |
| 水道代(散水) | 年間 | 0.5〜1万円 |
| 合計(目安) | — | 7〜29万円/年 |
これはあくまで一般的な目安ですが、外注している方は年間7万〜29万円ほどかかっているイメージです。
ぼくの実家でも、植木屋さんに年2回来てもらっていて、それだけで年10万円近くかかっていました。「手入れしないと近所に申し訳ない」というプレッシャーもあって、毎年コツコツ払い続けていたんですよね……。
自分でやる場合でも、道具のメンテナンス代や体力・時間という見えないコストが発生しています。特に高齢になってからの庭作業は、脚立からの転落リスクなども考えると、実質的なコストはさらに高くなると思うんです。「自分でやれば無料」という感覚は、残念ながら少し楽観的すぎるかもしれません。
年間管理費の規模別ケーススタディ


維持費は庭の広さや木の本数によってかなり変わります。ここでは小・中・大の3パターンで整理してみました。自分の庭がどのくらいのサイズ感かを思い浮かべながら読んでみてください。
ケース①:小規模庭(30㎡・庭木5本程度)
コンパクトな庭でも、維持費はしっかりかかります。剪定を年2回お願いして1回あたり2万円、草刈りを年3回で計1.5万円、資材費が1万円ほど。年間合計は約6〜7万円というイメージです。
「たった6万円」と思うかもしれませんが、10年続ければ60〜70万円の出費になります。さらに20年続けると120〜140万円……と積み上がっていくわけですよね。
ケース②:中規模庭(60㎡・庭木10〜15本)
一般的な戸建て住宅の庭として多いのが、このくらいのサイズ感かもしれません。剪定が年2回で計10万円、草刈り年4回で3.2万円、害虫駆除1.5万円、資材費1.5万円ほど。年間合計は約15〜17万円になります。
これだと10年で150〜170万円の維持費がかかる計算です。毎月換算すると1〜1.5万円ほどですが、年単位で積み上げると「かなりの出費だな」と感じますよね。
ケース③:大規模庭(100㎡・庭木20本以上、高木あり)
松やもみじなど手間のかかる木が多い大きな庭は、維持費が一気に跳ね上がります。剪定だけで年24万円になることも。草刈り6万円、害虫駆除・消毒4万円、資材費2万円と合わせると、年間合計は約35〜40万円になります。
大きな庭を持っている方には「そんなにかかってるの?」と驚かれることもあるんですが、積み上げてみるとこれくらいになるんですよね。10年で350〜400万円という数字は、さすがに無視できないインパクトだと思います。
庭じまいの投資回収はいつ達成できるか


庭じまいが「元が取れる」かどうかは、シンプルな計算で確かめられます。
回収年数の計算式
- 庭じまい費用 ÷ 年間維持費の節約額 = 回収年数
- 庭じまい完了後は、剪定・草刈りにかかっていた費用がほぼゼロに
投資とか回収とか言うと構えてしまいがちですが、要は庭じまいにかけたお金が、維持費の節約で取り戻せるかどうかという話なんですよね。「払い続ける維持費が浮いていく」という感覚でとらえると、ぐっとわかりやすくなると思います。
規模別の損益分岐点シミュレーション


では実際に計算してみましょう。以下はあくまで一般的な目安として参考にしてください。実際の金額は庭の状態や業者によって異なります。
| 庭の規模 | 庭じまい費用(目安) | 年間維持費削減額(目安) | 回収年数(目安) | 10年後の累積節約額(目安) |
|---|---|---|---|---|
| 小規模(30㎡) | 25万円 | 6万円 | 約4.2年 | +35万円 |
| 中規模(60㎡) | 55万円 | 15万円 | 約3.7年 | +95万円 |
| 大規模(100㎡以上) | 100万円 | 35万円 | 約2.9年 | +250万円 |
この数字を見て、ぼくはかなりびっくりしました。特に大規模な庭だと、3年も経たないうちに元が取れる計算になるんです。
庭が大きければ大きいほど維持費の負担が重く、だからこそ庭じまいのコスパが高くなるというのは、直感とは少し逆の話かもしれません。たとえば「うちの庭は大きいから庭じまいも高くつく……」と躊躇している方ほど、実はコスパ的には一番メリットが大きいんですよね。
小規模庭でも約4年で回収できる計算ですから、「元が取れない」という心配はかなり少ないと思うんです。庭じまいの費用相場の詳細については別の記事で詳しく解説しているので、気になる方はそちらも参考にしてみてください。
金銭以外で得られる節約効果とは


実は「元が取れる」理由は、維持費の節約だけじゃないんです。お金以外の部分でも、かなり大きな効果があると思っています。ここからは、見落とされがちな4つの効果について一つずつ見ていきましょう。
不動産価値への影響
荒れた庭は、不動産の査定において減価要因になることがあります。雑草が生い茂っていたり、枯れ木が放置されていたりすると、買い手の印象を大きく下げてしまいます。
逆に整地・砂利敷きされた庭は「管理良好」として評価されやすく、売却や賃貸の際に有利になる場合があるんです。不動産業者の経験則として、庭の状態が査定額に5〜10%程度影響することもあると言われています。たとえば2,000万円の物件なら、100〜200万円の差につながる可能性も考えられます。
固定資産税の増税リスク回避
2015年に施行された空家等対策特別措置法によって、管理不全の空き家は「特定空き家」に指定されるリスクがあります。そうなると固定資産税の住宅用地特例(1/6軽減)が解除され、固定資産税が最大6倍になる可能性があるんです。
たとえば年5万円だった固定資産税が、年30万円になるケースも実際にあります。庭じまいで適正管理することは、こうしたリスクを未然に防ぐことにもつながりますよね。実家が空き家になっているケースでは特に注意が必要です。
体力・安全コストの節約
消費者庁のデータによると、65歳以上の方の庭作業中の転落・転倒事故は年間数千件規模にのぼるとされています。脚立から落ちて骨折した場合の入院・リハビリ費用は、50〜100万円になることも。
「まだ自分でできる」と思っていても、加齢とともにリスクは確実に高まっていきます。骨折によって入院・リハビリが長引けば、医療費だけでなく生活の質も大きく下がってしまいますよね。そういった意味では、庭じまいは「事故を防ぐための先行投資」という面もあると思うんです。
精神的・時間的なゆとりの回復
「草が伸びてきた、早くどうにかしなければ」という焦りやプレッシャーから解放されるのも、地味に大きいんですよね。近所の方から庭の状態を気にされていないか、という気兼ねがなくなるだけで、気持ちがかなり楽になります。
自分や家族の時間を別のことに使えるようになる。こういった精神的・時間的なゆとりも、庭じまいで得られる大事な「元」だと思っています。お金の計算だけでは見えてこないこういったメリットを合わせると、庭じまいの「元が取れる」という感覚は、数字以上に大きくなるんじゃないかと思っています。
維持費との比較で考えると、庭じまいって意外と早く元が取れるんですね。でも、できれば費用自体も抑えたいんですが……。
そうですよね。実は、やり方次第で回収期間をもっと短くすることもできるんですよ!
庭じまいにかかる費用で元が取れるための実践策


- 段階的施工で出費を分散しながら、維持費の節約効果を早めに享受する
- 相見積もりで費用を20〜30%抑え、回収期間を短縮する
- 自治体補助制度や庭石・庭木の売却で初期費用をさらに圧縮する
段階的施工で回収期間を短縮する方法


庭じまいは一度に全部やらなくてもいいんです。
たとえば、1年目に危険性の高い大木の伐採・抜根を優先して30万円かけ、2年目に整地・砂利敷きで20万円かける、という進め方ができます。こうすると1年あたりの出費が平準化されて、家計への負担が小さくなります。しかも1年目に大木をなくした時点で、剪定費用の一部は早速浮いてきますよね。
段階的施工を成功させるポイントはこのとおりです。
- 緊急性・危険性の高いもの(大木・高木)から優先的に施工する
- 年度をまたいで施工することでまとまった出費を分散できる
- まずは「一番お金のかかっている部分はどこか」を業者に相談して優先順位を整理する
相見積もりで費用を抑えるコツ


庭じまいの費用は、業者によって2〜3倍の差が出ることも珍しくありません。同じ作業内容でも、見積もりを1社だけで決めてしまうと、割高な料金をそのまま払ってしまうリスクがあるんです。
最低でも3社から見積もりを取ることで、適正価格より20〜30%ほど安くなるケースが多いと言われています。ミツモアやくらしのマーケットなどの一括見積もりサービスを使うと、複数社に同時に依頼できて手間が少なくて済みます。
ただ、価格だけで決めずに、施工内容や口コミも合わせて確認することが大切です。安いだけで後のフォローが雑だと、結局また費用がかかることもありますから。
見積もりを比較することには、もう一つ大事な意味があります。複数の業者に見てもらうことで、自分の庭の状態や必要な作業について、さまざまな視点からアドバイスをもらえることがあるんです。それ自体が庭じまいの計画を立てるうえでとても参考になります。節約系のテクニックについてはこちらの記事でも詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
自治体補助制度を活用した賢い進め方


実は、庭木の剪定や伐採費用に補助金を出している自治体があるんです。
活用できる可能性がある制度・サービス
- ひとり暮らしの高齢者向け庭木剪定補助(上限1〜3万円程度の助成が受けられるケースも)
- 住まいの安全確保や老朽危険樹木の除去を目的とした補助制度
- NPOや社会福祉協議会による低コストの草刈り・庭管理サービス
数万円でも補助が出れば、回収期間をその分だけ短くできますよね。申請の手間はかかりますが、知っておいて損はない選択肢だと思っています。NPOや社協のサービスは、庭じまいまでの「つなぎ」として活用するのも一つの方法かもしれません。
庭石や庭木の売却で初期費用を相殺する


庭じまいの際に撤去する庭石や庭木が、実はお金になることがあるんです。たとえば鞍馬石や伊予青石など価値のある庭石は買取業者に引き取ってもらえる場合がありますし、松やもみじなどの見栄えのいい庭木は移植業者が無料〜有料で引き取ってくれることもあります。うまくいけば数万円の収入になって、庭じまい費用の一部を相殺できるんですよね。
ただ、買取の可否は状態や業者によって大きく異なります。あくまで「運よくあれば」くらいの期待感で考えておくのがいいかもしれません。見積もりを依頼する際に「価値のあるものがあれば教えてほしい」と伝えてみるのが、最初の一歩としておすすめです。こちらから言わないと業者も気づかないまま処分してしまうことがあるので、遠慮せずに聞いてみるといいと思います。
コスパの高い業者選びのチェックポイント


庭じまいで元を取るためには、業者選びが本当に重要なんです。費用対効果を最大化するために、ぼくが大事だと思っているポイントをまとめてみました。
見積もりの内訳が明確かどうか
「一式〇〇万円」という大雑把な見積もりではなく、作業ごとの単価が明記されているかを確認しましょう。内訳が不透明な業者は、後から追加費用が発生しやすい傾向があります。
伐採費・抜根費・整地費・処分費・砂利敷き費などが項目ごとに分かれているかどうか、見積書をしっかり確認することが大切です。不明な点があれば遠慮なく質問してみてください。きちんと説明してくれる業者かどうかも、信頼性を判断するポイントになります。
施工後のアフターサービスがあるか
防草シートが剥がれてきたときや、砂利が偏ってきたときに対応してもらえるか、事前に確認しておくと安心です。庭じまい後も少なからずメンテナンスは発生するので、継続的に相談できる業者を選ぶのがおすすめです。アフターサービスの有無は、長い目で見たときの「総コスト」に大きく影響しますよね。
資格・実績があるか
造園施工管理技士や植栽基盤診断士などの資格があると、一定の技術水準の目安になります。施工実績や口コミも合わせて確認するといいと思います。写真付きの施工例が豊富な業者は、仕上がりのイメージも掴みやすいですよね。Googleマップのレビューや口コミサイトなども参考にしながら、複数の情報源から総合的に判断するのがいいと思います。
得意分野が自分の庭に合っているか
植木屋さんは剪定・伐採が得意、造園業者は庭全体のデザインや施工が得意、解体業者はコンクリート舗装などが得意、という形で得意分野が違います。庭の状態に合った業者を選ぶことが、コスパを高める近道です。
たとえば大木の伐採がメインなら植木屋さん、全面コンクリート舗装を考えているなら外構専門業者に声をかけるのが効率的だと思います。迷ったときは複数の業者に相談して比較してみてください。
ぼくも最初は自分でやろうとしたんですが、途中で 「これ、プロに頼んだほうが結果的に安いのでは…」と思い直した経験があります。 費用だけでも確認しておくと、自分でやるかプロに頼むかの判断がしやすくなります。
庭じまいの業者選びについて詳しくまとめた記事はこちらです。


※無料で見積もり可能・契約の義務なし
庭じまいの費用は必ず元が取れる理由まとめ


というわけで、ここまでの話を整理してみましょう。庭じまいの費用が「元が取れる」理由は、大きく2つに分けられると思っています。
理由①:維持費の節約で数年以内に回収できる
小規模庭でも約4年、中規模庭で約3.7年、大規模庭では約3年以内に回収できる計算になります。10年スパンで見ると、数十〜数百万円規模の節約効果が出てくるんですよね。
毎年の剪定費・草刈り費・害虫駆除費などが積み上がれば積み上がるほど、庭じまいの費用対効果は高まっていきます。つまり、庭じまいを先延ばしにするほど「払い続けるコスト」が増えていくという構造になっているんですよね。
理由②:金銭以外のメリットも大きい
不動産価値の維持や固定資産税増税リスクの回避、転倒・転落事故のリスク軽減、精神的なゆとりの回復。こうした金額で表しにくいメリットも、庭じまいの「元」になっていると思うんです。特に将来的な売却や相続を考えているなら、庭の状態が資産価値に直結することも意識しておきたいですよね。
ぼくは最初「30万円以上かけるなんて……」と腰が引けていましたが、維持費との比較をしっかりやってみたら、むしろ「早くやっておけばよかった」という気持ちになりました。庭じまいは大きな出費に見えますが、長い目で見るとやらない方がコストがかかり続けるという状況になっていることが多いんです。
ただ、費用や効果は庭の状態・地域・業者によって大きく異なります。この記事の数字はあくまで一般的な目安として参考にしていただき、具体的な判断は実際の見積もりを取ったうえで、専門家にも相談しながら進めていただくのがいいと思います。まずは複数の業者に相談して、あなたの庭に合った見積もりを出してもらうのが、最初の一歩としておすすめです。
- 庭じまいは「一時の出費」ではなく、維持費との比較で判断するのが正解——小規模庭でも約4年で回収できる計算になる
- 大規模庭ほどコスパが高く、10年で250万円以上の節約効果が生まれるケースも
- 不動産価値の維持・固定資産税リスク回避・安全確保など、金銭以外のメリットも大きい
- 段階的施工・相見積もり・補助制度の活用で回収期間をさらに短くできる
- まずは複数業者に見積もりを依頼して、自分の庭に合ったプランを比較するのがおすすめ














