庭じまいを考えてるんだけど、庭石ってどうやって処分すればいいんだろう。重くて自分じゃ動かせないし、業者に頼むといくらかかるのか全然わからなくて。
庭石の処分って、種類や重さによってやり方がかなり変わるんですよね。造園業者に頼む、自治体に持ち込む、売る…選択肢はいくつかあるので、まずは整理してみましょう!
- 庭石が処分しにくい理由と種類ごとの特徴
- 造園業者・不用品回収業者・自治体への自己搬入など処分方法の比較
- 庭石撤去にかかる費用の目安と見積もり時のチェックポイント
- 売る・譲る・再利用するという「捨てない」選択肢の具体的な方法
庭じまいで石を処分する前に知っておくべきこと


いざ庭石を処分しようとすると、「思ったより全然大変だった」という話をよく聞きます。
重さの問題、法律の問題、地域による対応の違い……処分に動き出す前に知っておくと、後で後悔しないポイントがいくつかあるんですよね。まずはここを押さえておくと、業者への依頼もスムーズになると思っています。
- 庭石の重さと、なぜ個人での処分が難しいのかを知る
- 飛び石・景石・灯籠など種類ごとの特徴と重量目安を把握する
- 産業廃棄物と一般廃棄物の違いと、無許可業者のリスクを理解する
- 捨てる前に「売れないか・譲れないか」を検討する
庭石の重さと処分が難しい理由


庭石の処分が難しい最大の理由は、とにかく重いという一点に尽きます。
「石だから重いのは当たり前でしょ」と思うかもしれませんが、実際の数字を知ると「これは確かに無理だ……」となるんですよね。たとえば、庭の主役になるような景石(中くらいのもの)は50〜300kg程度あります。大きいものになると500kgを超えて、1〜2tになることも珍しくないんです。
成人男性が一人でなんとか持てる重さは、およそ20〜30kgくらいが限界と言われています。それを考えると、景石一個を動かすだけで完全にアウトですよね……。
ぼくも最初は「飛び石くらいなら自分で片付けられるかも」と思っていたんです。でも大きめの飛び石(直径40〜50cm)は一個で20〜50kgあります。それが10枚・20枚と並んでいると、さすがに一人では無理だと悟りました。
見落としやすい「根石」と重機費用の問題
- 景石などは地上に見えている部分より、地中の根石のほうが大きいことがよくある
- 掘り起こし費用が見積もりに含まれていないケースがあるので要注意
- 大型の石を動かすにはユニック車や小型重機が必要になることが多い
飛び石・景石・灯籠など庭石の種類と特徴


一口に「庭石」といっても、種類によって処分の難しさも費用もかなり変わってきます。まず自分の庭にある石がどのタイプかを把握しておくと、業者との話がスムーズになるんですよね。
飛び石(とびいし)
庭の通路に並べる踏み石のことです。素材は御影石や鉄平石、自然石などさまざまで、小型(直径20〜30cm)は5〜15kg程度。個人でも運べるケースがありますが、枚数が多いと(10〜30枚以上あることも珍しくありません)総量はかなりの重さになります。1枚ずつは運べても、全部で300〜500kgになってしまうことがあるので、軽く見ないほうがいいと思っています。
景石(けいせき)
和風庭園の主役となる大型の自然石です。1個が数百kgになることも珍しくなく、処分には重機が必要になるケースが多いです。地中への埋め込み部分も大きいため、掘り起こし費用が別途発生することも頭に入れておいたほうがいいと思います。また、希少な銘石の場合は石材店に買い取ってもらえる可能性もあります。処分を決める前に一度確認してみると良いかもしれません。
石灯籠(いしどうろう)
和風庭園の定番アイテムで、笠石・火袋・中台・竿・基礎石などのパーツに分解できます。小型で50〜100kg、大型だと150〜500kgになります。古いものには骨董的な価値があることもあり、江戸〜明治時代のものであれば買取になるケースもあります。分解して搬出するため職人技術が必要で、素人がバラそうとすると崩れて危険なこともあるんですよね。
つくばい・手水鉢(ちょうずばち)
茶庭などに置かれる、水を張る石製の鉢です。50〜200kg程度あります。水道管やポンプと接続されている場合は配管の撤去も必要になるため、庭師や設備業者との連携が必要になることがあります。撤去費だけでなく、配管の処理費用も含めて見積もりをもらうことをおすすめします。
石垣(いしがき)・砂利・玉砂利
石垣は傾斜地や境界に積まれた石の壁で、崩すと大量の石が出てきます。土留めの機能を持っている石垣の場合、撤去後に代わりの工事が必要になることがあります。何も考えずに崩してしまうと、地盤が崩れたり隣地に影響が出たりするリスクもあるので、専門家への相談を強くおすすめします。砂利は一粒は軽くても、1坪(約3.3㎡)に50〜150kgの砂利が敷かれているケースもあり、庭全体だと総量での処分費は思いのほか高くなることがあるんですよね。
| 庭石の種類 | 重量の目安 |
|---|---|
| 飛び石(小・直径20〜30cm) | 5〜15kg |
| 飛び石(大・直径40〜50cm) | 20〜50kg |
| 景石(中) | 50〜300kg |
| 景石(大) | 500kg〜2t以上 |
| 石灯籠(小) | 50〜100kg |
| 石灯籠(大) | 150〜500kg |
| つくばい・手水鉢 | 50〜200kg |
| 石垣(1㎡あたり) | 200〜500kg |
| 砂利(1㎡・厚さ5cm) | 約80〜100kg |
こうして並べると、どれも「個人でひょいと動かせる」ような重さじゃないですよね……。種類と重量を把握しておくだけで、業者に連絡するときの説明がかなりスムーズになります。
庭石の処分は産業廃棄物と一般廃棄物どちらになる?


これ、意外と知られていないんですが、庭石の廃棄物としての分類は処分する主体によって変わってきます。
まず大前提として、個人の家庭から出る庭石は「一般廃棄物」に分類されます。一方で、造園業者などが撤去・運搬する場合、その石材はガラスくずやコンクリートくず、陶磁器くずなどの「産業廃棄物」として処理されることが多いんです。この違いが、依頼先の業者の「許可証の種類」に関わってきます。
無許可業者への依頼は絶対に避けてほしいんですよね。以下のリスクがあります。
- 業者が不法投棄をした場合、依頼した側も廃棄物処理法違反に問われる可能性がある
- 「安くやってあげますよ」という業者は許可証を持っていないケースがある
- 廃棄物処理を委託できるのは許可を受けた業者に限られている
庭じまいにおける地域ごとの対応の違い


庭石の処分を考えるとき、地域によって対応がかなり違うんですよね。これが意外と大きな差になります。
たとえば、自治体の処分場への自己搬入について。石や砂利、コンクリートを受け入れてくれる自治体もあれば、一切受け付けていない自治体もあります。同じ「庭石を処分したい」という状況でも、住んでいる場所によって使える方法が変わってくるんです。
地方によっては造園業者や石材店のネットワークが発達していて、庭石の引き取りや買取に対応している業者が見つかりやすいエリアもあります。逆に、都市部だと業者数は多いものの処分費用が高め、みたいなケースもあります。また、京都など和風庭園の文化が根づいた地域では、庭石の価値を理解している石材店や骨董商が多い傾向があります。処分しようとしていた石が、実は地元の業者にとってはほしい石だった、みたいなことも起こりうるんですよね。
庭石を捨てる前に売却・譲渡を検討しよう


処分費用がかかるとわかると、「捨てるのがもったいないな」という気持ちになりますよね。実は、庭石によっては売れるものや無料で引き取ってもらえるものがあるんです。
売却・譲渡が期待できる庭石の種類
- 紀州青石・鞍馬石・伊予青石などの希少な銘石
- 江戸〜明治時代のものと思われる古い石灯籠(骨董的価値あり)
- 状態の良い御影石の飛び石セット
- 再利用できそうな砂利(量が多い場合)
ただ、傷や欠けが多いものや量産品の石は、残念ながら買取が難しいことが多いです。「捨てる」という選択肢に固執せず、まずは売れないか・譲れないかを考えてみることが、費用を抑えるうえでも大切だと思っています。
処分方法が複数あるのはわかったんだけど、実際にどれを選べばいいのか、費用の目安も含めてもう少し詳しく知りたいな。
それぞれの方法に向き不向きがあるんですよね。費用の目安も一緒に整理していくので、自分の状況に合った選び方が見えてくると思いますよ!
庭じまいで石を処分する方法と費用相場


庭石の処分方法は、大きく分けると業者への依頼・自治体への自己搬入・売る・譲るという4つのパターンになります。どの方法が向いているかは、石の種類・量・状態によって変わってきます。それぞれの特徴と費用の目安を順番に見ていきましょう。
- 造園業者・外構業者への依頼:費用の目安と見積もりの注意点
- 不用品回収業者の活用:便利だが許可証確認が必須
- 自治体処分場への自己搬入:費用を抑えたいときの選択肢
- ジモティー・フリマで無料譲渡:処分費ゼロを狙う方法
造園業者に庭石撤去を依頼する場合の費用目安


庭石の撤去を頼む先として、最もオーソドックスなのが造園業者や外構業者です。撤去・運搬・廃棄処理を一括でやってもらえるので、手間が少なくて済みます。重機やトラックを持っている業者なら、大型の景石や石垣にも対応してもらえます。
たとえば、庭木の伐採や草刈りと一緒に庭石撤去も依頼すると、重機を一度入れるだけで済むため、重機使用料の負担が分散されることがあります。庭全体のリフォームや庭じまいとセットで依頼すると、費用が割安になるケースもあるので、まとめて相談するのがおすすめです。
| 処分する石の種類・作業内容 | 費用の目安 |
|---|---|
| 飛び石・玉石など小型(1㎡あたり) | 3,000〜8,000円程度 |
| 中型景石(50〜100kg)1個 | 5,000〜15,000円程度 |
| 大型景石(200kg以上)1個 | 15,000〜50,000円以上 |
| 石灯籠(中型)1基 | 10,000〜30,000円程度 |
| つくばい撤去 | 10,000〜25,000円程度 |
| 石垣撤去(1㎡あたり) | 10,000〜30,000円程度 |
| 砂利除去(1㎡あたり) | 1,500〜5,000円程度 |
| 重機使用料(1日あたり) | 20,000〜50,000円程度 |
| 廃棄処理費(石材1tあたり) | 10,000〜30,000円程度 |
これらはあくまで目安で、地域や業者によって大きく異なります。正確な金額は必ず現地見積もりで確認してください。見積もりを取るときは「一式〇〇円」という表示に注意です。内訳が不明な場合は、撤去費・運搬費・廃棄処理費をそれぞれ分けて提示してもらうよう依頼するといいと思います。また、石垣の撤去では土留め機能の代替工事が必要になる場合もあるため、その費用も含めた総額で比較するようにしましょう。
不用品回収業者を使った庭石処分の注意点


庭石以外の不用品もまとめて処分したい場合は、不用品回収業者という選択肢もあります。古い庭道具や屋外に放置した家具なども一緒に引き取ってもらえるので、庭じまいをまるごとお任せしたい方には便利です。トラック積み放題プランがある業者も多く、軽トラで10,000〜20,000円、2tトラックで30,000〜60,000円程度が一般的な相場です。
ただ、石材は「重量物」扱いで追加料金が発生するケースが非常に多いんですよね。トラックに積んでみたら重量超過で追加費用が発生した、みたいな話はよく聞きます。事前に「庭石があります」と伝えて、石材込みの見積もりをもらうことが大切です。
不用品回収業者を選ぶ際は、以下のポイントを必ず確認しておきましょう。
- 一般廃棄物収集運搬許可証を保有しているか
- 石材・重量物への対応実績があるか
- 見積もり書を書面で発行してくれるか
- 追加料金の発生条件を事前に説明してくれるか
自治体への自己搬入で庭石を処分する手順


費用を抑えたい場合、自治体の処分場への自己搬入という方法があります。業者に頼まず自分で石を持ち込むことで、処理費用のみで済むため、コストを大幅に下げられることがあるんです。
ただし、多くの自治体では石・砂利・コンクリートを一般廃棄物として通常収集していません。自己搬入(自分で処分場に持ち込む)であれば受け入れてもらえる自治体もあり、費用は重量課金のところが多く、10〜50kgで数百円〜2,000円程度が目安です。
自己搬入の一般的な手順はこちらです。
- まず自治体の環境部門や廃棄物担当窓口に電話で石・砂利の受け入れ可否を確認する
- 受け入れ可能であれば、搬入できる量・時間・曜日・必要書類を確認する
- 自分で石を軽トラやトラックに積み込んで処分場に持ち込む
- 重量を計測して処理費用を支払う
ジモティーやフリマを活用した庭石の無料譲渡


お金をかけずに庭石を処分する方法として、ジモティーなどの地域密着型フリマを使った無料譲渡があります。これ、意外と侮れないんですよね。
たとえば「状態の良い飛び石10枚、無料でお譲りします。引き取りのみ」と投稿すると、庭づくりが趣味の方や造園関係者から反応が来ることがあるんです。紀州青石や鞍馬石のような銘石であれば、庭石マニアや造園業者から問い合わせが来ることもあります。
ただ、大型・重量級の石は個人では運べないため、引き取り手が現れにくいのが現実です。また、約束のドタキャンや積み込みの手伝いを求められるケースもあります。急いでいる場合には向かないので、業者への依頼と並行して進めるのが現実的な使い方かもしれません。
複数の業者から見積もりを取る際のチェックポイント


庭石撤去を業者に依頼するなら、必ず2〜3社から見積もりを取ることをおすすめします。同じ作業内容でも、業者によって金額が倍近く違うことがあるんですよね。
ぼく自身も、最初に連絡した業者の見積もりが高すぎて、別の業者に頼んだら半額近くになった経験があります。「最初に連絡した業者に頼もう」という気持ちはわかるんですが、比較しないと相場感がまったくわからないんですよね。
見積もりを取るときに確認したいポイントはこちらです。
- 撤去費・運搬費・廃棄処理費の内訳が明示されているか
- 重機使用料が含まれているか(別途請求にならないか)
- 地中に埋まった根石の掘り起こし費用は含まれているか
- 廃棄物処理の許可証を持っているか
- 追加費用が発生する条件が明確になっているか
庭じまいで石を賢く処分するためのまとめ


というわけで、庭じまいにおける石の処分について、ひととおり整理してきました。
庭石の処分が難しい最大の理由はその重量にあります。景石クラスになると個人でのDIY処分はほぼ不可能で、専門業者の力が必要になってきます。処分方法は造園業者や外構業者への依頼、不用品回収業者の利用、自治体処分場への自己搬入、そしてジモティーや石材店を通じた売却・譲渡という4つのパターンがあります。
ぼくが一番伝えたいのは、まず動き出す前に「何がある・どれくらいの量か」を把握することです。それさえできていれば、業者への見積もり依頼もスムーズになりますし、複数社を比較するときにも話が早いんですよね。
- 庭石の処分が難しい根本的な理由は「重量」にある。景石クラスは重機が必要で、個人での処分はほぼ不可能
- 処分方法は造園業者・不用品回収業者・自治体自己搬入・無料譲渡の4パターン。石の種類と量で選ぶのがコツ
- 業者に依頼するときは2〜3社から見積もりを取り、内訳の明示と許可証の確認を忘れずに
- 捨てる前に「売れないか・譲れないか」を検討することで、処分費ゼロになる可能性もある
- 費用はあくまで目安。正確な金額は現地見積もりで確認し、最終判断は専門家に相談するのがベスト
庭じまいは「石をどうするか」がひとつの山場です。でも、方法と相場感を知っておくだけで、だいぶ気持ちが楽になると思っています。少しでもお役に立てれば嬉しいです。


庭じまいの業者選びについて詳しくまとめた記事はこちらです。












