庭じまいリフォームを成功させる5つのポイント

ミホさん

庭の草取りが年々しんどくなってきて、もう限界かもって思ってるんですよね。

Kさん

わかります。庭じまいリフォームって最近よく聞くけど、何から始めればいいのか全然わからなくて。

ミホさん

費用の目安とか、砂利やコンクリートのどれがいいかとか、調べ始めたら情報が多すぎて逆に混乱するんですよ。

Kさん

そうそう。業者選びで失敗したって話も聞くし、ちゃんと知ってから動きたいなって。

ぼく自身、メンテナンスフリーな庭にするにはどんな工事があるのかとか、業者選びで失敗しないにはどうすればいいのかとか、調べ始めたら情報が多すぎてなかなか整理できなかった経験があります。

この記事では、庭じまいリフォームの基礎知識から、砂利敷きやコンクリート舗装、人工芝といった工事の種類、樹木の撤去費用の目安、後悔しないための注意点まで、できるだけわかりやすくまとめました。管理の手間をぐっと減らした庭への第一歩として、ぜひ読んでみてください。

この記事を読むと分かること
  • 庭じまいリフォームと庭の終活の違い、基礎知識の整理
  • 雑草対策や樹木撤去など、代表的な工事の種類と費用の目安
  • 庭の広さ別による費用相場と見積もりの見方
  • 排水設計・隣地トラブル・業者選びなど失敗を防ぐポイント
目次

庭じまいリフォームとは何か基礎知識

庭じまいリフォームとは何か基礎知識

庭じまいリフォームという言葉、最近よく耳にするようになりましたよね。ただ、具体的に何をすることなのか、どんな工事が含まれるのか、まだピンとこない方も多いと思います。

このセクションでは、庭じまいの定義から工事の種類、老後の庭づくりの考え方まで、基礎的なところをじっくり整理していきます。

  • 庭じまいと庭の終活、ふたつの言葉の違いをきちんと理解できる
  • 砂利・コンクリート・人工芝、雑草対策工事の特徴と向き不向きがわかる
  • 樹木撤去の費用感と、老後の庭づくりの考え方が整理できる

庭の終活との違いを整理する

庭の終活との違いを整理する

庭じまいリフォームとは、管理や手入れが難しくなった庭を、メンテナンスの手間が少ない状態に変える外構リフォームのことです。植物を減らしたり、コンクリートや砂利に変えたり、人工芝にしたりと、現実的に管理できる庭の形にすることが目的なんですよね。

よく似た言葉に庭の終活というものがありますが、これは主に終活ブームの文脈で使われる言葉で、「子どもや家族に庭の管理を引き継がせないために整理しておく」というニュアンスが強いです。一方、庭じまいリフォームはもう少し実務的な言葉で、今の自分たちが管理しやすい庭に変えることに焦点が当たっています。

どちらも結果として似たような工事をすることが多いので、あまり厳密に使い分けなくても大丈夫です。ただ、どちらの言葉を使うにしても、大事なのは「庭を完全になくす」ことが目的じゃないということ。

長年育ててきた庭への愛着はぼくも理解できるし、できれば雰囲気は残しながら管理の手間だけ減らしたい、という気持ちはすごく自然だと思うんです。たとえば、大きくなりすぎた樹木だけ撤去して残りは砂利にするとか、雑草が生えやすい場所だけ防草シートを敷くとか、部分的な庭じまいから始めることもできます。

実際、ぼくが話を聞いてきた中でも、「まず雑草が一番ひどい奥の一角だけ砂利にした」というところから始めて、翌年に玄関まわりを整えた……という方が多かったですね。小さく始めることで、完成後のイメージが実感としてつかめて、次のステップも動きやすくなるみたいです。

庭じまいと庭リフォームの関係を整理すると

  • 庭じまいは「目的」、リフォームはそのための「手段」と捉えるとわかりやすい
  • 全部一気にやらなくていい。部分的な庭じまいから始めるのも立派な選択
  • 雰囲気を残しながら管理の手間だけ減らすアプローチも十分ある

小さく始めることで完成後のイメージがつかめて、次のステップも動きやすくなります。

メンテナンスフリーな庭に変える方法

メンテナンスフリーな庭に変える方法

メンテナンスフリーな庭、つまりほぼ手入れをしなくてもきれいな状態を保てる庭にするには、どんな方法があるのでしょうか。

大きく分けると、植物をなくす方向植物を減らしながら雰囲気を残す方向の二つのアプローチがあります。前者はコンクリート舗装や砂利敷きが代表的で、後者は人工芝や低木のみ残す庭がイメージに近いですね。

ぼくが調べていて感じたのは、「完全にコンクリートにしてしまったら味気なかった」という後悔の声が意外と多いということ。庭の全面をコンクリートにすると確かに手入れはゼロに近くなりますが、夏の照り返しが強くなったり、雨の日に殺風景な印象になったりと、住んでみて気になる点が出てくることもあるんですよね。

たとえば、正面の目立つ場所だけ人工芝や砂利でおしゃれに仕上げて、奥の日当たりが悪い場所はコンクリートにする、みたいな組み合わせが使い勝手がよくて見た目も満足度が高いケースが多いみたいです。

ローメンテナンスな庭づくりを考えるときは、見た目のイメージと管理のしやすさ、どちらも大切にしながらプランを考えるといいと思っています。まずはどの部分が一番管理に困っているかを整理して、そこから優先的に手をつけるのが現実的なアプローチだと思います。

雑草対策として選ばれる工事の種類

雑草対策として選ばれる工事の種類

庭じまいリフォームを考え始める一番のきっかけは、雑草問題じゃないでしょうか。毎年毎年草取りをして、やっときれいにしたと思ったらまた生えてくる……あのループ、本当につらいですよね。

ぼくも庭のある家に住んでいた頃、夏の草取りだけで毎回3〜4時間は取られていて、「もうこれ、何とかしたい」と思い続けていました。雑草対策としてよく選ばれる工事には、主に防草シート+砂利敷き、土間コンクリート舗装、人工芝の3種類があります。それぞれ特徴が違うので、順番に見ていきましょう。

防草シート+砂利敷き

土の上に防草シートを敷き、その上に砂利を敷く工法です。庭じまいの中でも最も費用を抑えやすい方法で、初期費用の目安は1㎡あたり1,500〜3,000円程度です。10坪(約33㎡)の庭なら5万〜10万円が一つの目安になります(植栽撤去・整地費用は別途かかります)。

透水性があるので雨水が地面に浸み込みやすく、水はけの面でも比較的安心です。砂利の種類も白砂利や玉砂利、砕石など選択肢が豊富なので、庭の雰囲気に合わせてコーディネートできるのも魅力です。

砂利敷きを長持ちさせるための注意ポイントです。

  • 安価な不織布タイプの防草シートは5年程度で劣化して雑草が貫いてくることがある
  • 高密度タイプ(耐用年数10〜20年)を選ぶと長持ちしやすい
  • 砂利は歩くと音がするため、防犯面でのメリットもある

初期費用は1㎡あたり500〜1,000円ほど高くなりますが、数年でやり直しになることを考えると高密度タイプを選んだほうがトータルでお得です。

土間コンクリート舗装

庭全体や一部をコンクリートで舗装する方法で、雑草がほぼ生えなくなります。費用目安は1㎡あたり5,000〜10,000円程度で、3種類の中では最も費用が高くなりやすいです。ただ、耐久性は20〜30年と非常に高く、一度施工すれば長期間ほぼノーメンテナンスで使えます。

清掃もホースで水をかけるだけで済むことが多く、庭の管理から完全に解放されたいという方には向いている工法です。

ただ、透水性がないため排水の設計をしっかりしないと水が溜まる原因になります。また、一度施工すると元に戻すのが難しく、撤去する場合は産廃処理費が別途かかります。後戻りが難しい工事だからこそ、事前にしっかりプランを練ることが大切だと思います。

人工芝

緑の見た目を保ちながら草取り不要の庭にできるのが人工芝の魅力です。費用目安は1㎡あたり3,000〜8,000円程度(施工費込み)。10坪(約33㎡)の庭なら10万〜26万円が一つの目安です。子どもやペットが庭で遊べる空間を残したい方にも選ばれやすいですね。

耐用年数は7〜10年程度なので、定期的な張り替えコストも頭に入れておくといいと思います。夏場はコンクリートや砂利と同様に表面温度が上がりやすいので、ペットを遊ばせる場合は時間帯に注意が必要です。

下地の防草シートと砕石層をきちんと施工することが、人工芝の品質を左右する大きなポイントです。下地処理が甘いと、数年で雑草が人工芝の下から生えてきたり、水はけが悪くなったりすることがあります。業者に依頼する際は、下地処理の方法についても具体的に確認しておくことをおすすめします。

樹木や生垣の撤去で庭をスッキリさせる

樹木や生垣の撤去で庭をスッキリさせる

庭じまいリフォームで意外と費用がかさむのが、樹木や生垣の撤去です。ぼくも最初、木の撤去ってそんなにかかるの?と思っていたんですが、高さや太さによって費用が大きく変わるんですよね。

樹木の種類・高さ撤去費用の目安
低木(1m未満)5,000〜15,000円
中木(1〜3m)15,000〜35,000円
高木(3〜5m)35,000〜80,000円
大木(5m超)80,000円〜(20万円超えも)
根株の撤去(別途)1本あたり5,000〜15,000円
生垣の撤去1mあたり2,000〜5,000円

根株を残したままにすると、腐食してシロアリの温床になることもあるので、撤去まで合わせてお願いしたほうがいいと思います。生垣が長い場合は、それだけで数十万円になることもあるので、事前に全体の延長を測っておくとよいです。

樹木撤去で特に注意が必要なポイントです。

  • 隣家や電線に近い大木を素人が伐採しようとして事故になるケースがある
  • 枝が隣地にはみ出している場合、いきなり切ると隣人トラブルになることも
  • 撤去と舗装を別々の業者に頼むと、手間や費用がかえってかさむことがある

大木の伐採は安全面のリスクが高いため必ず専門業者へ。樹木撤去と舗装工事はできれば同じ業者にまとめて依頼すると、費用を抑えられることが多いです。

老後の暮らしを見据えた庭づくりの考え方

老後の暮らしを見据えた庭づくりの考え方

庭じまいリフォームは、老後の暮らしへの備えという側面が大きいと思っています。総務省統計局「人口推計(2023年10月1日現在)」によると、65歳以上の人口割合はすでに29.1%に達しています。65歳以上の一人暮らしや高齢夫婦世帯が増えており、体力的に庭仕事が難しくなるケースが社会全体として増えているんですよね。

たとえば、年2〜4回の草取りに毎回2〜4時間かけていたとしたら、それが一切不要になるだけで生活のゆとりがかなり変わります。夏の炎天下での草取りは体への負担も大きく、熱中症のリスクも無視できません。

業者に草刈りや剪定を頼んでいる場合、年間3〜10万円程度のコストがかかることも多いです。初期費用はかかっても、10年・20年のスパンで見ると庭じまいのほうがトータルコストを抑えられることもあります。

さらに、荒れた庭は空き巣の隠れ場所にもなりやすく、防犯面でのリスクもあります。将来的に空き家になった場合、庭が荒れていると近隣トラブルの原因になりやすいことも。2023年の住宅・土地統計調査では、全国の空き家数が約900万戸に上るとされており、荒れた空き家の庭が近隣問題になるケースが増えています。

子どもや孫への相続を見越して「管理しやすい状態で引き渡したい」という声も増えています。老後の庭づくりは、自分だけでなく家族のためにもなる選択だと思っています。

ミホさん

費用の目安とか、業者選びで気をつけることって、具体的にはどう考えればいいんでしょう?

Kさん

実は、費用以外にも排水設計とか隣地への配慮とか、見落としがちなポイントがいくつかあるんです。

庭じまいリフォームを成功させるポイント

庭じまいリフォームを成功させるポイント

庭じまいリフォームは、やって終わりではなく「その後の生活にどれだけ満足できるか」が大切です。費用の見当が外れたとか、水が溜まるようになったとか、業者選びで失敗したとか、後悔の声も少なくないんですよね。

このセクションでは、費用相場の確認から排水設計、隣地トラブルの防止、業者の選び方、そして進め方の手順まで、知っておくといい情報をまとめました。

  • 庭の広さ別の費用相場と、見積もりで確認すべき項目がわかる
  • 排水設計と隣地トラブルの防止、後悔しないための事前確認ポイントがわかる
  • 業者選びのチェックポイントと、段階的に進める進め方の手順がわかる

費用相場を庭の広さ別に確認する

費用相場を庭の広さ別に確認する

庭じまいリフォームを考えるとき、まず気になるのは費用ですよね。工事の種類と庭の広さによってかなり差があるので、以下の表を参考にしてみてください。あくまで目安の数値ですが、予算を考えるうえでの出発点になると思います。

庭の広さ砂利敷き(防草シート込み)土間コンクリート人工芝
5坪(約17㎡)3万〜6万円8万〜17万円5万〜14万円
10坪(約33㎡)5万〜10万円15万〜35万円10万〜26万円
20坪(約66㎡)10万〜20万円30万〜70万円20万〜52万円
30坪(約100㎡)15万〜30万円50万〜100万円30万〜80万円

上記は庭の整地や植栽の撤去費用を含まない目安です。植栽撤去や残土処分、整地を合わせると、上記の1.5〜2倍程度になることも多いです。

ぼくが調べていて気づいたのは、「砂利が安いから砂利にしよう」と決めても、既存の樹木の撤去や整地費用が積み重なって意外と総額が高くなるケースが多いということ。たとえば、10坪の庭でも中木が3本・生垣が5m・整地が必要だとすると、撤去・処分・整地だけで15万〜25万円程度かかることもあります。そこに砂利敷きの施工費5万〜10万円が加わると、総額20万〜35万円程度になるケースも珍しくないんですよね。

工事内容ごとの費用だけでなく、撤去・処分・整地を含めたトータルの見積もりを必ず確認することをおすすめします。また、庭じまいリフォームそのものを対象にした国の補助金制度は現状ありませんが、バリアフリー改修や外構工事の一部が自治体の補助対象になるケースがあります。お住まいの市区町村の窓口や業者に確認してみるといいと思います。

排水と水はけの設計で失敗を防ぐ

排水と水はけの設計で失敗を防ぐ

庭じまいリフォームで最も多い後悔の一つが、排水・水はけの問題です。特にコンクリート舗装は透水性がないため、排水の設計をきちんとしないと雨水が溜まって庭や建物の基礎に悪影響を与えることがあるんですよね。

コンクリートを施工する際は、排水勾配(水が流れるための傾き)を適切につけることが大切です。1/50〜1/100程度の傾斜が一般的な目安とされていますが、庭の形状や排水口の位置によっても最適な設計は変わります。

たとえば、庭全体をコンクリートにして排水口の位置を考えなかった結果、大雨のたびに玄関前に水たまりができるようになった……という話はよく聞きます。梅雨や台風シーズンのたびに水が溜まるのは、庭じまいのメリットを大きく損なってしまいますよね。

人工芝や砂利の場合でも、下地の砕石層を適切に敷かないと雨水が浸透せずに水が浮くことがあります。砂利の下地がしっかりしていないと、砂利が沈み込んで表面がデコボコになることも。

業者への確認で排水設計の意識を見極めましょう。

  • 「雨水はどこに流れますか?」と具体的に質問する
  • 「排水口はどこに設けますか?」と設計の根拠を確認する
  • 施工前に今の庭の排水状況をきちんと調べてもらえるか確認する

きちんと答えられない業者は排水設計への意識が低い可能性があります。排水設計の質は、業者選びの重要な判断基準の一つです。

隣地トラブルを避けるための事前確認

隣地トラブルを避けるための事前確認

庭じまいリフォームで意外と見落としがちなのが、隣地との関係です。境界線付近の工事や大木の伐採、排水方向の変更は、隣人との関係が悪化するきっかけになることがあるんです。

たとえば、工事中の騒音や振動、資材の搬入で隣家に迷惑がかかることも珍しくありません。事前にひと声かけておくだけで、「あ、そういうことか」と理解してもらえることが多いですよね。

樹木の枝が隣地に越境している場合、2023年の民法改正で一定の条件下で自分の土地に越境した枝を自分で切除できるようになりましたが、いきなり切るのではなく事前に相談するほうがトラブルを避けられると思います。また、コンクリートの排水を隣地の方向に流してしまうと、雨水が隣の敷地に入り込んで問題になることも。排水設計の段階で、隣地側に水が流れ込まないよう配慮することが大切です。

工事前に隣人へひと声かけておくだけで、後のトラブルをかなり防げます。境界線の位置が曖昧な場合は、施工前に境界杭の確認をしておくとより安心です。境界杭が見当たらない場合は、土地家屋調査士に確認を依頼することも選択肢の一つです。庭じまいは自分の庭だけの問題ではなく、周辺の環境にも影響を与えることを意識しておくといいと思っています。

業者選びで品質の差が生まれる理由

業者選びで品質の差が生まれる理由

庭じまいリフォームは、業者によって仕上がりの品質がかなり変わります。外構工事は特定の国家資格がなくても開業できる業種なので、技術力や施工管理の水準は業者によって大きく異なるんですよね。

ぼくが調べていて感じたのは、安さだけで選んで後悔したという声が非常に多いということ。たとえば、防草シートを安価なものにされて2〜3年で雑草が貫いてきたとか、コンクリートの厚みが薄くてひび割れが早かったとか、そういうケースが結構あるみたいです。

また、見積もりが「一式〇〇万円」という大ざっぱな内容で、何にいくらかかっているかわからない業者には注意が必要です。明細が細かく分かれている業者のほうが、内容を比較しやすく、後から「こんなはずじゃなかった」というトラブルを防ぎやすいと思います。

業者を選ぶときに確認しておきたいチェックポイントです。

  • 施工事例の写真(ビフォーアフター)が見られるか
  • 見積もりが明細ごとに分かれていて内容がわかりやすいか
  • 排水設計について質問したときにきちんと答えてくれるか
  • 使用する防草シートや砂利などの材料の種類・グレードを説明してくれるか
  • アフターフォローや保証の有無と期間
  • 複数社で相見積もりを取って比較できるか

相見積もりは最低でも2〜3社取ることをおすすめします。価格だけでなく、担当者の説明の丁寧さや対応の早さ、「この人に任せたい」と感じられるかどうかも大切な判断材料です。

段階的に進める庭じまいの手順

段階的に進める庭じまいの手順

庭じまいリフォームは、一気に全部やる必要はないと思っています。まず雑草が一番ひどい場所だけ砂利にして、翌年に樹木を整理して……という段階的なアプローチでも全然問題ないんです。ただ、進める順番は大事で、後からやり直しになりやすいポイントもあります。全体の流れを把握しておくと、段階的に進めるときも迷いにくくなりますよ。

Step 1:現状の把握

庭の面積をざっくり測り、撤去したい樹木や困っている場所(雑草がひどい場所、水が溜まる場所など)を写真で記録しておきます。予算の上限も仮決めしておくと、業者との相談がスムーズです。面積は間口×奥行きでざっくり計算できます。複雑な形の庭は、いくつかのブロックに分けて合算するといいですよ。

Step 2:目的と優先順位の整理

全部コンクリートにするのか、緑も残したいのか、駐車スペースを確保したいのか……ゴールのイメージを整理します。欲張りすぎず、まず一番困っていることを解決することを優先するといいと思います。家族間で意見が分かれることもあるので、事前に話し合っておくとプランが決めやすくなりますよ。

Step 3:業者へ相談・見積もり

複数の業者に現地調査と見積もりを依頼します。このとき、施工方法や使用する材料について具体的に質問できると、業者の技術力を見極める参考になります。現地調査は無料で対応してくれる業者がほとんどです。遠慮せずに声をかけてみましょう。

Step 4:プラン決定・施工

見積もりと説明を比較してプランを決定します。工事期間中は隣人への配慮も忘れずに。工事の開始前に、作業内容や期間、搬入経路などを改めて確認しておくと、当日のトラブルを防ぎやすくなります。施工中は現場を時々確認できると安心です。

Step 5:アフターメンテナンスの確認

完工後、排水が正常に機能しているか、防草効果が出ているかを確認します。気になる点は保証期間内に業者に相談するのがおすすめです。特に最初の梅雨シーズンや台風後に水はけを確認しておくと、問題があれば早期に対処できます。人工芝は落ち葉や砂ぼこりが溜まりやすいので、年1〜2回ほど掃除するだけできれいな状態を保ちやすいですよ。

庭じまいリフォームで後悔しないまとめ

庭じまいリフォームで後悔しないまとめ

というわけで、庭じまいリフォームの基礎知識から実践のポイントまでをまとめてきました。ぼくも最初は情報が多すぎて何から手をつければいいかわからなかったんですが、まず「一番困っていることは何か」を明確にするだけで、ぐっと整理しやすくなりました。

  • 庭じまいは「庭をなくす」ことが目的ではなく、管理しやすい形に変えることが目的
  • 砂利・コンクリート・人工芝など、工事の種類によって費用も特徴も大きく異なる
  • 排水設計と隣地への事前確認は、後悔を防ぐうえで特に重要
  • 業者は安さだけで選ばず、施工事例や説明の丁寧さも含めて比較する
  • 一気に全部やらなくていい。段階的に進めることも立派な庭じまいの形

費用や工事内容については、あくまでこの記事の数値は目安です。実際の見積もりは庭の状態や地域・業者によって変わるため、必ず複数社に相談してみてください。法律や境界線など専門的な判断が必要な場面は、司法書士や土地家屋調査士といった専門家への相談をおすすめします。

長年育ててきた庭を変えるのは、少し寂しい気持ちもありますよね。ただ、管理の不安から解放されて、庭を見るたびにスッキリした気持ちになれるなら、それはとても前向きな選択だと思います。この記事が、あなたの庭じまいリフォームを考えるきっかけになれば嬉しいです。

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